感情を学習に活用しよう!

なぜ感情が大切か

私はブログを書く上で気を付けていることは、何の根拠もなく○○はいいです!と、発言しないことです。必ず、私が経験してきた勉強法で、理由があって生徒様にお勧めできる事をお伝えしています。また、科学的な根拠も人を動かすための大事な要素なので、記事にする前に色々と自分が感じていることに科学的根拠があるのかを調べる時があります。

ここ最近、ブログに「感情」という言葉を多く使っていることに気が付きました。自分の経験を通して感じることは、英語の単語を覚えるだけでなく、あらゆる事象が記憶に残っているか、残っていないか、それは自分の感情に関わっていると思います。そんな事が気になって調べてみると、詳しい脳のメカニズムについて、ここでは書きませんが、学説的に「感情と記憶の関係は明らかで、喜怒哀楽の度合いが強ければ強いほど、脳は鮮明に記憶する」と言う定説があります。実際、感情を上手く利用しながら知識を増やす、記憶力を良くする、関連の書籍も沢山出ています。

私自身、その様な書籍は読んだことはありませんが、そういえば自然に感情を利用して英語学習に取り入れてきたことがあります。それは、感情を表す形容詞を積極的に使うと、ノリノリで覚えられる♪という事です。それはこんな文です。

感情を表す形容詞の活用

It’s so 形容詞 because = それって、すごく形容詞だよ。だって~。

と、まずは感情を吐き出してから、なぜそう感じたか理由を伝える、という文です。とてもシンプルな構文です。^^ この文のパターンは日本語、英語に関わらず、よく使う表現なのでイメージしやすいですね。

この文を発音する時のポイントは、so をできるだけ長く、大袈裟に読むと感情がどんどん高ぶってきて楽しくなることです。(笑)実際、外国人は very, so, really などの程度を表す単語はこれでもかっていうくらい大袈裟にいう場合があります。是非、遠慮せずに、It’s soooooooo(ソーーーーーゥ)というように伸ばして発音してから、感情を表す形容詞もそれに続いて大袈裟に読んでみてください。^^

ここで、私が学習に取り入れているよく使う形容詞をご紹介します。学習で使う場合のポイントは、because の後に続く文の中で新しく覚えたい単語を入れることです。私の経験上、感情を入れず棒読みで読んでいる時よりも、前半の It’s soooooo 形容詞 で感情が盛り上げて読むと、覚えたい単語が定着しやすくなります。少なくとも、私はそのように感じていて、この感情表現は記憶したいときに有効的だな、と感じています。是非、皆さんもトライしてみてくださいね!^^

ポジティブな意味の形容詞

(日本語でもそうですが、楽しい時は声のトーンが上がりますね。トーンを上げて明るく読んでみましょう!)

すごくワクワク楽しかった~!昨日はベイスターズが巨人に勝ったから!

It’s so exciting because Baystars beat Giants yesterday!

 

すごく可笑しかった~!一杯冗談言ってたから。

It’s so funny because you told many jokes.

 

すごく面白かった~!映画の最後が予測できなかったから。

It’s so interesting because I couldn’t expect the ending of the movie.

 

すごく楽しかった~!新しいアトラクションがかなり楽しかったよ。

It’s so fun because I enjoyed a lot riding the new attraction!

 

すごかった~!全員があなたの演技に大拍手を送っていたよ。

It’s so great because everyone gave a big clap to your performance.

 

素晴らしいことだよ~!スマホ留学の生徒さんの数が1万人超えたんだって。

It’s so wonderful because Sumaho Ryugaku has had over 10,000 students!

(驚くくらい)すごい事だよ!弟は東大に受かったんだよ!

It’s so amazing because my brother have passed the university of Tokyo!

 

ネガティブな意味の形容詞

(悲しそうに、残念そうに、声のトーンを低くして読むのがポイントです。)

かなり悲しい・・・彼女にフラれた・・・

It’s so sad because I was dumped by my girlfriend…

 

ほんとイラつく!だって注文間違えたのに謝罪がないから。

It’s so upsetting because he got our orders wrong but didn’t apologize.

 

すごく恥ずかしい~!!テストで0点とってしまった!

It’s so embarrassing because I got a zero in the test!

 

かなりショック・・・日本のチームは決勝進出できなかった・・・

It’s so shocking because the Japanese team couldn’t make it to the final…

 

かなりガッカリ・・・彼氏がまた嘘をついたの!

It’s so disappointing because my boyfriend told me a lie again!

 

すごい怖かった・・・だって、変な男が家まで私を付けてきたから・・・

It’s so scary because a strange man was following me up to my house.

 

すごく驚いたよ・・・香港支店に転勤になるんだよね。

It’s so surprising because you will be transferred to Hong Kong branch.

(驚くことはネガティブではないですが、今回はこちらに振り分けて考えます。)

 

うっとおしいな~!お母さんが一日に何度も電話してくる!

It’s so annoying because my mother calls me many times a day!

 

ここで問題です!because の後は、現在形、過去形、現在完了形・・・と様々な時制が自由に続きます。その場合、It’s は、現在形か?過去形か?と、私は気になったことがあり、ネイティブの友達に聞いてみました。すると、「あー・・・そんな考えたことなかった。It’s は、It is にもなるし、It was にもなるし、そんなのどちらでもいいんじゃない?気になるなら、It’s を言わなくても大丈夫だよ。」との回答が!そうなんです、It’s を省略してもいいので、So 形容詞 だけでも全く問題ありません!実際私は、It’s を付けたり、付けなかったり、その時の会話の流れで決めている感じです。

ポジティブとネガティブな感情を表す形容詞は、頻繁に使いますし、何より大切なのは理由を付け加えることです。TDFCの考え方ですね。特に欧米人は根拠を重んじます。It’s so 形容詞 because のフレーズをよく使うと理由を伝える癖がつくので、グロービッシュなコミュニケーション能力も養えます。初めは発音の簡単な so を使うといいです。慣れてきたら、very や really に変えると表現の幅が広がりますよ! また他に感情を揺さぶる形容詞はたくさんあるので、上記のよく使う形容詞に慣れたら、他のに入れ替えて英借文を使うと無理なく語彙力が増えていきます。効率よく覚えられるだけでなく、楽しく覚えられるのが「この感情揺さぶる」勉強法です。是非、取り入れてくださいね!So fun because Mr. Shiohara is too funny!ですね!^^

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