発音が劇的に良くなる魔法の体操

 

Hi! 『スマホ留学』サポート講師のYukoです!I’m so happy to share my knowledge and experiences about English with you through this blog and youtube videos. Hope you enjoy them!

発音、上手くなりたいですか?

日ごろから発音の動画を作成したり、生徒さんを教えてきて改めて感じたことは、発音は英語を話すための筋肉が日本語のそれとは違う、ということです。大きく分けて3つ(舌、唇、息使い)に違いがあります。

「筋肉」といえば運動です。運動する前に準備体操して体を温めると体が動きやすくなり、ケガの防止や運動パフォーマンスの向上にもつながります。

発音も同じく「筋肉」を使うので、日本語とは違う場所の筋肉を刺激してウォーミングUPした方が効率的に発音をよくすることが出来るのでは?と思い、この体操を考案しました。実際に数名の生徒さんや自分の子供、子供の友達にも試して頂いて、特に r  の発音や無声音がとてもきれいに出せるようになったので、これは共有しなければ!と思い早速動画にしました。^^

ポイント①アヒル口を作る

まずは、first, bird, turn, burn, work, world, term, teacher, などなど、アー(母音)+ r の音は、英語にはたくさんあります。この発音をきれいに出すためには、rの舌の動きも重要ですが、唇の開き方も重要です。まずは、唇から。アヒル口のように開くのがポイントです。

まず口角をキュッと上げます。スマイルしている状態です。この上げるだけでも口角の筋肉使っていますよね。キュッと上げ、口角は閉じたまま、唇の中央だけ少し開きます。そうするとアヒル口ができますよね。

この唇の動きは、アー+rの発音をする時は必ず使うので、アーと言いながら、口を開いて閉じて、を10回練習しましょう。

唇を緩めて休憩する

いかがでしたか?10回連続は口角周辺が疲れたと思います。唇を緩めましょう。舌で内側からぐるりと動かしほぐしましょう。

ポイント②舌を前後に動かす

日本語を「あ」~「ん」まで発音するとよく分かりますが、舌がほとんど動きません。タ行、ナ行、ヤ行、ラ行の時に、少し上に動きますが、前後には動きません。

英語の th は舌を歯で挟みます。つまり、前に出します。rの場合は、舌を巻くのではなく奥に引っ込めます。つまり後に動きます。このように、前後に動くんですね。口を軽く開け、前後に10回動かしましょう。

ポイント③唇を前に突き出しすぼめる

英語には w, j, sh, ch, など 唇を前に突き出して発音する音が多くあります。これも日本語50音を発音するとよく分かりますが、ウ、オ、ワなど、唇を丸くしますが、「突き出す」程ではないです。ですが、キレイにはっきり出すためには突き出す必要があります。こんな小さな違いですが、聞き手にとって分かりやすいか分かりづらいか、の差が出てきます。できるなら、一回で聞き取ってもらいやすい英語を話したいですよね?

と以上が唇、舌の運動です。各運動が終わったら、唇を緩ませ、ほぐしながら体操してください。

ポイント④一息で炎を消すフッ

英語には、f, s, p, などなど、無声音がたくさんあります。日本語には無声音がありません。全て有声音で喉を振動させます。「では、無声で音を出すってどうゆうこと?」となりますね。^^; 無声音とは、息の音です。細~く、長~く出しては音は出ません。息で音を出すためには、勢いが大切です。

1本のローソクの炎を一息で吹き消す場合、細~く長~く息を吹いても炎は消せません。一瞬で消すには、勢いよく「フッ」という息遣いが大切です。実は、その息遣いが英語の無声音を出すときに必要です。10本のローソクを消してみましょう。

無理せずコツコツと

以上になります。いかがでしたか?この最後の息遣いまで練習するところが我ながら画期的だと思っています。笑 通してやっても2分で終わります。各工程が終わると喉が渇き、筋肉が疲れるので必ず緩める動きも取り入れてください。

日ごろから意識して、①~④を思い出しては動かすようにしてください。そうして準備体操しているので、いざ本番!単語で発音してもキレイに音が出るようになりますよ!^^ Have fun♪