s と sh の違い!口の動きを観察する!

Hi! 『スマホ留学』サポート講師のYukoです!I’m so happy to share my knowledge and experiences about English with you through this blog and youtube videos. Hope you enjoy them!

口の動きを観察する

私には小学生の息子がいるのですが、気が向くときに英語を教えています。息子や、以前保育園で幼児に英語を教えている時にも感じていましたが、子供は私が英語を話すと「口」をじーーーっと観察するんです。

日本語で話す時は彼らは私の目を見ます。ですが、英語になると口元をじっと見て観察しているんですね。「ママの、先生の口元を観てね!」とは一言も言っていません。彼らは無意識にいつも聴いている言語ではない「音」が聞こえると、その音がどこから出てるのか、その音が出るところをじーーーっと観て、口を同じような動きで動かそうとします。

「あ~、これが言語を学ぶ一番最初のプロセスだな。」と感じました。私達大人は「相手の目を見ないと失礼」という常識から、英語講師の口元をじっと観察することはしませんよね。^^; ですが、子供にはそのような常識や恐れがないので、音が出る場所の唇、舌の動きを観察し、それを真似する、というとてもシンプルなプロセスを素直に実行しているだけです。

英語の発音を上達させる時は、このシンプルなプロセスが何より大切です。ですが、目の前にいる外国人の目を見ず、口元ばかり見ていては、大人の視点から見れば相手に失礼ですし、相手に不快感を与えることは語学を学習する以前の問題です。

心置きなく口元を観察できるのは、映画です。^^ お気に入りの映画や、映画俳優はいますか?2時間ず~と観察しなくても大丈夫です。10分でもいいので、英語字幕に切り替え、決められた時間内は口元をよく観察し、同じように口を動かして練習してください。憧れのハリウッドスターの様に話すぞ!と具体的に目標とする人を決め、近づくイメージをすると確実に発音が変わってきます。

そして口元を観察することをしていると気づくのは、日本語と英語の発音の違いは舌の動きも重要ですが、まず簡単に修正できるのは唇の動きです。舌は口の中で動きが見えづらいですが、唇は鏡を見ればよく分かります。

s と sh の違いとは!?

今回は前置きが長くなりましたが、間違えやすく、きれいに区別して発音するのが苦手な方が多い、s と   sh を練習しましょう!!これも明らかに唇の動きが違います。動画の私の唇の動きに注目しながら(よく観察しながら)一緒に練習しましょう!^^

 

唇の動きがポイントです!

s は前歯同士をしっかりかみ合わせ、唇は横に広げて息を出すときれいに出ます。

sh は歯を合わせ、唇をすぼめます。この唇の動きが大きく違います。また、唇をすぼめる時、両頬の筋肉が内側に閉じようとします。そうすることで、奥歯同士がかみ合わさっているイメージです。この音は、あの有名なことわざで練習していきましょう!

She sells seashells by the seashore.(彼女は海岸で貝殻を売っている)

彼女の she は 日本語の シー と似ているようで似ていません。日本語でシーを発音する時は口をすぼめません。横に開いたまま発音するので、sea (海)と she (彼女)の区別がしづらいです。 意識して唇をすぼめて sh を練習しましょう。

唇の動きを映画を観てよく観察し、ご自身ができているかを確認するために、鏡で口の動きを確認する、そんなコツコツの積み重ねがネイティブの様に美しい発音を作ります。発音がきれいだと誤解なく相手に伝わりやすいので、もっと会話自体を楽しめるようになりますよ♪

それでは、また。See you soon!!

『スマホ留学』サポート講師 並木裕子