Hi! 『スマホ留学』サポート講師のYukoです!I’m so happy to share my knowledge and experiences about English with you through this blog and youtube videos. Hope you enjoy them!
タイトルとは違う主張になりますが、私は辞書が好きですし、とても必要だと感じています。辞書を使ってきたからこそ、英語力が伸びたことも事実です。
ですが!英語初級者であればあるほど、まず辞書を使うことを止めることをお勧めします。特に大人の学習者の方は、母国語の日本語から英語にする時、その日本語自体が大人使用になっていて難しすぎるので、難しい日本語がパッと頭をよぎり、それを英語にすることは非常に難しいです。すると辞書を使っても、日常的に使われる簡単な表現ではなく、難解な英単語を選びがちです。難解な単語は長く、発音が難しい場合が多いです。その場で調べた単語だけを伝えても相手に伝わりづらいです。
このような状況は、初心者にありがちです。辞書に頼る、辞書から学ぶことは大切ですが、その単語が会話で使われそうなものか、非日常的なことかどうかも全く判断付かず、辞書で一番初めに出てきた単語を伝えてしまいます。そうすると、状況によりますが、上手く伝わりません。
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1単語で10文!運用力を伸ばす!
多くの日本人は、中学、高校を卒業したと仮定して、最低6年間は英語を学習しています。日常の意思疎通をするための基本英単語は十分蓄積されています。あとは、それをどう運用するか、の問題です。思いついた難解な日本語を辞書で英訳しているだけでは、この力は付きません。
新しい語彙(ごい)力をつけるのは、中学校で習った簡単な語彙(ごい)の運用力を伸ばしてからです。目安は、1つの単語に付き、10文をパッと作ることができれば運用力がある、と判断していいでしょう。とっさの会話でもその単語を使い、適切に対応する力がつきます。
これは、私たちが母国語を習得する過程と同じです。子どもの頃、言葉を習得する過程で、国語辞典を使いましたか?笑 もちろん、NOですよね。親や友だちと会話することで会話力、つまり単語の運用力を付けてきました。「おやつ」という単語の意味が分かると「おやつ食べたい」「おやつ欲しい」「おやつ買って」など「おやつ」という一つの単語に相性のいい単語を付け加えて、フレーズ、文、となり、より細かいニュアンスを相手に伝えることができるようになるわけです。
辞書を使うより多読!
辞書を使う前に、簡単な単語、特に中学高校で培(つちか)った英単語の運用力を上げるのが先です。英語中上級になってから、辞書を使うので十分です。
日本語を学ぶ過程では、まず一番身近な親が徹底的に相手になってくれるし、本人に「間違えたら恥ずかしい」と言った恐怖心も幼児の頃はありません。ただひたすら「ぶっつけ本番で話しまくる」ことをし続けてきて、自然に母国語を習得することができるんだと思います。もしかしたら、これが外国語も習得する最短の方法だと思いますが、大人になった今、目の前に英語を話せる人がいて、その人にいつでも自由に英語を話して良い、と言った好都合な環境はありません。
そんな時は、読書をお勧めします。これもまた、子供が言葉を学習する上で通る道です。英語学習でも同じです。「会話力」を伸ばすのに、読書はとても有効だと感じます。一つ条件は、英語学習の場合は、簡単な単語だけで構成された本をたくさん読むことです。英語学習者用の、やさしい単語の本はたくさん売られています。
私がお勧めする本は、洋販が出版しているラダーシリーズです。 レベル1は中学レベルの簡単な単語だけで構成されていますが、童話から偉人の伝記まで様々な種類の本があり、大人でも十分楽しめます。amazonからももちろん購入できます。
ここで重要なのは、一つの単語が違う場面で、違う意味で、たくさん使われています。例えば、littleです。年齢が小さい、サイズが小さい、量が少ない、など意味が多岐にわたり、この little の運用力を上げれば、様々な場面で用いて会話力が広がります。「あ~、そんな言い方があったんだ。こんなこと言いたいときも、little という簡単な単語を使えばいいんだ。」という気づきが沢山あるでしょう。
amazonのレビューでもありますが、「初めて英語の本を読破しました。自信が付きました。他のも、もっと読んでみたい!」というコメントがたくさん目につきます。この「楽しみながら、確実に語彙(ごい)力も付け、語彙(ごい)の運用力もアップしながら、自信もつける」という、もう一石四鳥の効果があります♪
辞書を使わずに英語学習に対して、半信半疑かもしれませんが、多読をしたら、その真意が分かります。ぜひ、ラダーシリーズから初めて、洋書を読む癖(くせ)を付けましょう。
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それでは、また。See you soon!!
『スマホ留学』サポート講師 並木裕子