主語動詞がなぜ重要?

英語は日本語と違いすぎる!?

英語、難しい~~!って思う事ありますか?もしそう思うのであれば、なぜ、「難しい」と感じるのでしょうか?私が思うに、それは、日本語とは違う点が多いからですね。では、英語と日本語の違いは何でしょうか?まずは、発音!ここ最近のブログでは発音をテーマに書いてきましたが、書いていて改めて感じたことは、日本語にはない音が多い、日本語とは「違う」ので、多くの人が苦戦してしまいます。

余談ですが、日本語と発音が似ている言語を知っていますか?いくつかあると思いますが、私が個人的に驚いた言語はスペイン語です。アメリカ留学中、ある男の子が私が日本人だと知って、帰り際に「さようなら~」と声をかけてきました。その時の「さようなら~」の発音が、日本人の様だったので、思わず振り返って彼を呼び止めてしまいました。

「あなたの、”さようなら~”の発音が日本人みたいだけど、日本に住んでいたの?」と聞くと、「僕はスペイン語が母国語なんだけど、日本語とスペイン語は発音がすっごく似ているんだよ。日本人のスペイン語もすごくきれいだよ~。」と教えてくれました。発音が日本語と似ている、発音がきれい!と言われるだけで簡単にモチベーションが上がりますよね。^^;

文法が似ている、とよく言われるのは韓国語ですね。単語だけを覚えれば、語順(文法)は同じなので、英語よりも簡単に韓国語をマスターできるそうです。大きな違いがないと難しく感じないですが、英語は違いが多いです。

語順が要!

英語は、発音だけでなく、語順(文法)も大きく違います。後ろから訳さないと、意味が通るきれいな日本語にはなりません。真逆の語順、つまり、違いすぎるので「難しい~~~!!」と感じ、抵抗感が強くなります。

あえて、語順と表現しています。英語は特に「語順」が大事です。文法を学ぶは、語順を学ぶ、と捉えてもいいですね。なので、ある程度、語順が定着するまで、他の文法の細かいルールは気にしなくて大丈夫です。例えば、a  を the と言っても、the を   a   と言っても、もしくは冠詞を付け忘れても、意味は通じます。相手とコミュニケーションは十分に取れます。

ですが、語順がめちゃくちゃだと、意思疎通が困難になります。日本語の場合は、語順はそれほど重要ではないと思います。

私は あなたを 愛してる

愛してる 私は あなたを

あなたを 愛してる 私は

上記、どれでも通じますね。ですが、英語では、I love you  の意味を伝えたい場合は、I love you. の語順でしかありません。You love I 、 Love you I  だと、私があなたを愛しているのか、あなたが私を愛しているのか、曖昧になってしまします。

主語、動詞を常に意識する!

語順が違うので、難しいと感じるかもしれませんが、主語と動詞が決まれば、後は自由に組み合わせられるので、慣れてしまうと意外に簡単です。

I went to a hospital at 3pm yesterday.  この文の場合、I went to a hospital yesterday at 3pm. でも、もちろん通じます。

I talked about this summer vacation with my girlfriend over dinner last night. こちらも、

Last night, I talked over dinner with my girlfriend about this summer vacation. でもOKです。

ポイントは、主語、動詞 I went や、I talked の語順は変えられませんが、それ以降の、場所や時間などは、自由に入れ替えることができます。

誰が、何した、が口から出るようになれば、その続きを繋げることは簡単ですし、何よりも聞き手の注意を引くことができるので、相手がちゃんと話を聞いてくれます。その続きが気になりますからね。^^

生徒様と会話している時、何か言いたそうにしているのに、言葉が上手く出てこなさそうだな、と感じた時は、「まず、主語ですよ。誰ですか?何をするんですか?」と声をかけます。一旦落ち着かせ、文を組み立てて頂きます。その二つが口から出てくると、残りの詳細はスラスラと出てきます。

「180例文を覚えるのが難しいです!」と、おっしゃる方がいますが、まずは、主語と動詞、(動詞の目的語があれば目的語も)をしっかり理解していれば、その後の順番は、「少々くるっても十分通じるんだ」、と捉えると「完ぺきではないと通じない」という呪縛から解放されますよ。^^ そういったプレッシャーがないだけ、よりリラックスし、楽しんで学習できます。^^

ご自身で、「英語は語順が日本語と全然違うから、覚えられない。難しい!!」そう判断して抵抗感を強めているだけかもしれません!^^ たった、二つの語順に気を付けるだけなので、自分で勝手に難しいと思い込んでいただけと気づくことでしょう。^^

ゆっくりでいいので、慣れるまで、いちいち英語を話す時に、I(私が・・・)get up (起きる)だ、My son (息子が・・・)did his homework  (したんだ、宿題)と言ったように主語、動詞をかみしめるように話すと、徐々にその語順が腑に落ちてきて、考えなくても口から出てくるようになります。

これが腑に落ちれば、その後に続く細かい情報を自由に組み立てられ、「長く話せるし、自分て、英語が話せるじゃん!」と自信が付きます。そして、もう一つ重要なことは、相手が話していることもよく理解できるようになります。相手が長い話をしている時、「一体、誰が何をしたんだ?」ここが分からないと、相手の本当に伝えたいことが理解できません。ですが、普段、自分がそこ(誰が何した)を意識して話せば、相手の話のポイントも掴めるのです!

会話のキャッチボールがスムーズになりますよ♪♪

 

話のポイントが掴めれば、内容の6割は理解できます。そうすれば、相手の話していることが分かり、パニックに陥りません。冷静に聞き、自分の話のポイントもきちんと伝えられる、つまり、会話がストレスなくできる、ということです!!

この英語脳を定着させるのに、90日あれば十分です!^^ 主語、動詞、この二つが口から出てくればいいのですから! ^^  自分の伝えたいポイントはきちんと伝えられるようになるって、楽しいですよ♪