守破離ってご存知ですか?
「守破離(しゅはり)」とは、武道、茶道、芸術、などにおける修業の理想的なプロセスを3段階で示したものです。
「守」は、師や流派の教え、型などを忠実に守り、確実に身につける段階です。師匠に言われた事を徹底的に「守る」ところから修業が始まります。
次に、師匠に言われてきた事、守ってきた型を「破」る時期、否定しなければならないときがやってきます。良いものを取り入れ、自分に合った型をつくることにより既存の型を「破る」段階です。
そして最後は師や流派から「離」れて、新たな知識、自分なりの独自の表現をする時期がやってきます。新しいものを生み出し確立させていく段階です。
スマホ留学の生徒様は、この「守」を徹底していただきたいです!
まれにですが、生徒様の中に、塩原さんが動画でお伝えしていることを守らないで、独自のやり方でやろうとしてしまう方がいます。
例えば、今の段階でスピーディーに読むのはこだわらなくていい、スピードではなく強弱を付けることが先!とお伝えしていますが、ボイスを聞くとスピードをすごく重視している方がいらっしゃいます。速さに慣れないと、ネイティブの話していることがわからない!と焦っているからです。
ですが、現段階では、「自分流のやり方」を持ち込まないほうがいいですね。つまり、スマホ留学在学中は、塩原さんの言うとおりに学習を進めてください。その分野で成功している方のやり方を徹底的に守って、真似をするのが、上達する最短の方法です。
塩原さんのお伝えしていることは、とってもシンプル
まずは、英文を読んで2拍子のリズムを意識して読む。
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次は、強弱を付けてながら、日本語を見て、英文を読めるようにする。
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次は、強弱を付けながら、絵だけを見て英文を読めるようにする。
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英文がスラスラ言えるようになったら、感情を込めながら言う。
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TDFCを作る。日本語のように、一問一答のコミュニケーションではなく、
一問四答によるコミュニケーションを意識する。
以下、一部ですが、動画の中でお勧めの勉強法を塩原さんがアドバイスされています。すでに成功されている方が、「これいいよ!」って言う事を素直に取り入れて、行動に移してみてくださいね!
① 「正しさ」にこだわり過ぎない、ことですね。通じるか、通じないかが全てです。
② 基礎的な文法が不安な方は、中学校レベルの簡単な文法書をサーっと読んでくださいね。深く読む過ぎる、細かいところにこだわりすぎると、気になってしゃべれなくなってしまいます。
③ 学習の為に、英語の映画を英語の字幕で見るのは難しすぎるので、日本語の映画を英語字幕で見るのも、表現力・語彙力を増やすのに効果的です。
私が講師経験を通して感じたこと
今まで、多くの方に英会話、英語を教えてきました。その経験の中で得たのは、やはり、この「守」を行う人は、成長が速いです。私の場合、生徒様にとっての「守」は、生徒様一人一人に個別に与えた課題です。私が教える生徒様には、必ず課題を与えるのですが、それを忠実にやってくる人は必ず成長します。逆に、課題をやらない人は成長するスピードが遅いです。また、アドバイスを聞かずに独自のやり方でやる方も成長が遅いな~と感じていました。
いくつになっても、「素直さ」が大事なんだな~、と講師業から気づかされたことです。逆に言えば、自分がこれから何か始める時も、「守破離」特に、「守」が大事で、「素直」に師匠の言う通りに行動する、という事を徹底したいですね。