正解のない「英作文」があなたの実力をUPさせる 【イングリッシュ・ドクターblog】

こんにちは、イングリッシュ・ドクターの西澤 ロイです。

「頑張らない英会話レッスン」の無料動画レッスンで、私ロイは丸ちゃんに対して「○○って英語で何と言う?」という問題をたくさん出しています。丸ちゃんの珍回答やリアクションを楽しんでくださっている方も多いのではないかと思います。

でも同時に「こんなクイズで、本当に英語の力がつくの?」と疑問に感じる方も多いのではないでしょうか。

ですが、答えはYESです。もっと正確に言えば、このやり方の延長線上にある、私が「英作文チャレンジ」と呼んでいるトレーニングで、非常に効率的に学ぶことができるのです。

「英語クイズ」をただ出しているわけではない

無料動画レッスンの中で行なっている英語クイズは、ただ問題を出して見る人を楽しませているわけでも、初心者の丸ちゃんを笑いものにしているわけでもありません。

あの英語クイズには、2つの重要な意味があります。

1.間違ってもいいから英語を言おうとする姿勢を肯定する

私たちは学校での英語の授業で、たくさんの「バツ」をもらってきました。文法やスペルが少しでも間違っていたら減点されてしまうのです。

その結果、私たちの心には、「英語を間違ってはいけない」という無意識の刷り込みが行なわれてしまっています。

それを解消するためには、「下手くそでも、間違っていても大丈夫」「英語で伝えようとする姿勢が大事」だということを、何度も何度も伝えてあげる必要があるのです。

ですから私ロイは、丸ちゃんが頑張って言ってくれた英語を一切否定していません(…していないはずです(笑))。逆に、頑張って表現してくれたことを認め、そして「通じる」から「それで大丈夫」と繰り返し肯定しているのです。

それによって、レッスンが進むにつれ、丸ちゃんはどんどん積極的に英語を日常で使い出し、外国人に話しかけたりするようになりました。

2.本来、英作文に「唯一の正解」はない

もう1つ、英語の授業で刷り込まれてしまうポイントは「唯一の正解」です。どこかに正解が存在し、それを暗記することが英語学習だ……と思ってしまっている人が非常に多いのです。

それは、例えば以下のような穴埋め式の英作文をやらされてきたからです。

Q.「彼は親切だ」を意味するように、空欄を正しく埋めなさい。

He is (       ).

ここで「kind」という単語が出てくる人は多いかもしれませんが、それは「親切な」という簡単な言葉だからです。このような学び方をしていては、「彼は“頑固だ”」とか「彼は“腹黒い”」のような難しい言葉になると、何も言えなくなってしまうのです。

ですから、無料動画レッスンの中で、私ロイは極力「答え」を言わないようにしています。なぜなら、「こういう言い方があります」のようなことを下手に言ってしまうと、見ている人が「これが正解か!」と暗記しようとしてしまうからです。

もしかしたら、単なる楽しい英語クイズだと思ってご覧になっていたかもしれませんが(それで良いのですが)、背後にはこういった教育思想があるんです^^

この延長にあるのが「英作文チャレンジ」

無料動画レッスンの中で丸ちゃんに対して出していた「英語クイズ」の延長線上にあるのが、「頑張らない英会話レッスン」の受講者さんに行なっていただく「英作文チャレンジ」です。

丸ちゃんにやってもらっていた「英語クイズ」では極力、私ロイは解説をつけないようにしています。

それは、見ている人にとって内容が難しくなってしまわないように、という意味合いもありますし、上にも少し書いたように、暗記してほしくないからなんです。

でも、実際のレッスンとなると、もっときちんと解説をつけますよ。文法的に修正した方がよいポイントなどがあれば、しっかりとご指摘します。

また、いろんな答え(そう、正解はたくさんあるんです!)をご紹介します。そして、その中で「自分で言いたいフレーズ」「自分で使えるようになりたい英文」があればしっかりとメモっていただき、身につけていただきます。

大切なものは「自分で言いたい」という興味

今までの英語学習で与えられた英文は、特に「言いたい」とは思えないものが多くありませんでしたか? だから覚えられないし、やる気も出ないんです。

英語学習では「正解」を求めてはいけません。そうすると、暗記だらけでつまらなくなり、身につきません。

でも、「これは自分でも使いたい」「ぜひ言えるようになりたい」と思える単語やフレーズ、英文であればどうでしょうか。それだったら、自然と「やる気」が湧いてくると思いませんか?

重要なのは、「自分が言いたいことを英語で表現できるようになる」こと。正解を求めてしまうのではなく、ぜひあなたの興味に従ってください。だって、正解(伝わる言い方)はたくさんあるのですから。

ぜひあなたの興味に従って、英語をもっともっと楽しく学んでいきましょう。