どうしても私立のトップ大学に行きたい、その希望を叶えるには?

山内勇樹です。

日本の高校生がアメリカ留学をし、最終的に希望の大学で卒業するために、さまざまな観点から「州立短大を経て州立の4年制大学に編入し、卒業資格を得る」というルートをお勧めしています。とはいえ、生徒さんの中には州立大学ではなく、どうしても私立の〇〇大学で卒業資格を得たい!という希望を持っていることもあります。

例えばMIT(マサチューセッツ工科大学)やスタンフォード大学といった有名な私立大学に進みたいという希望があるのなら、希望を最も叶えられるルートを選択する必要があるでしょう。

以前もお伝えしましたが、州立の短大から私立大学に編入しようとすると、単位の移し替えの問題が発生し、スムーズに事を運ぶことが出来ません。ですから私立大学で卒業資格を得たい場合には2つのルートのどちらかを選択します。

 

最適なルートを選択しましょう

 

1つは私立短大(ジュニア・カレッジ)に入るルート。
もう1つは最終的に目指している大学よりも入学しやすい、中堅どころの4年制私立大学に入学するルートです。

 

ここで世界ランキング3位であるスタンフォード大学を例に、編入のルートを考えてみましょう。
スタンフォード大学で卒業資格を得たいと考えている場合、最初からスタンフォード大学にフレッシュマン入学をするのは大変です。そこでスタンフォード大学に一定数の編入枠を持っている中堅どころの大学、例えばペパーダイン大学のような大学に入学し、良い成績を収めてスタンフォード大学に編入を狙うというのがいいでしょう。

ちなみに私立大学では編入を受け入れない学校もあります。世界ランキング6位のハーバード大学は編入を受け入れていないので注意が必要です。この場合はフレッシュマン入学を目指すほかありません。

総合的に考えると、私立大学は学費が高く、また編入のハードルも州立大学よりも高いです。どうしても行きたい大学があるのであればいいですが、そうでない場合は州立大学を選んで進路を決めるということがお勧めの方法となります。

短大選びが難しい!?どの短大に行くべきか迷ったら

 

短大に入学するのが希望大学卒業資格を得るための最短ルートということはわかっても、ではどの大学を選べばよいかがよくわからずに困ってしまうということもあるでしょう。斡旋業者に任せるという方法もあるのですが、多くの業者からは提携している短大の情報しか得られません。雑誌に関してもそうです。

短大選びはあなたの人生にかかわる一大事ですから、業者まかせや雑誌で適当に選ぶのではなく、実際に経験した人の生の声を聞くなど、しっかりとリサーチしましょう。情報収集は必要不可欠です。

リサーチに使えるのは、留学フェアです。留学フェアには様々な大学がブースを出しています。優良短大のブースに行けば、担当者の方から直接編入について疑問や質問をぶつけることが出来るので、ぜひ参加してみてください。

大学入学時に求められるものとは

 

フレッシュマン入学と短大に入学する場合では求められるものが変わってきます。あなたがどちらの方法を選ぶかで求められるものも変わりますので、しっかりと覚えて備えておきましょう。

フレッシュマン入学に必要な要素

・ほぼ満点に近い高校の成績
・TOEFLやSATで高得点を取得する
・英語で書いてある立派な推薦状
・自らの優位性や適合性をアピールする志望理由書
(論理性の高いもの・英語で記述)
・ボランティアや生徒会活動を積極的に行ったことを証明する活動証明書

短大入学に必要な要素

・高校または大検の卒業資格
・トップ大学進学を見据えての短大入学するために必要な最低限の成績
(10段階評価で平均して6くらいは必要)
・TOEFLであれば45点から61点くらいの英語力
(現地の語学学校の修了証で代替可能)
・英語で書かれた志望理由書(語学力不問)

トップ大学にフレッシュマン入学したいと思ったときに求められるハードルがかなり高いことがお分かりになったかと思います。この基準を満たせる日本人の高校生は、おそらく非常に少ないでしょう。本気でフレッシュマン入学を目指すのであれば、かなり早い段階でしっかりと計画を練って勉学に励む必要があります。フレッシュマン入学の条件と比較すると、短大入学のハードルはさほど高くはありません。志望動機の英作文を書いたら、そこそこの成績を取って無事に高校を卒業するだけです。

短大に入るのは難しいと考えていたかもしれませんが、フレッシュマン入学に比べたらはるかに簡単な条件です。
これでしたらあなたも出来るような気がしませんか?

 

フレッシュマン入学の5つの条件を満たせるのはスーパーエリート学生に限られてしまいますが、スーパーエリート学生でなくてもトップ大学卒業の資格を得られる手段というのが、「アメリカの短大に入学し、短大で良い成績を修め、希望するトップの大学に編入する」ということで可能になります。

アメリカの短大にまず入学する場合、ほとんどの場合推薦状もSATも必要ありません。
また、志望理由書も英語で書かれていることが条件ですが、多少のミスや文法の間違いには目をつぶってもらえます。内容があまりに不適格であるものは通用しませんが、「なぜ留学したいのか、入学を希望する大学で何を学びたいのか」という内容が書かれていれば問題ありません。

 

短大に入学するときの志望理由書はそれほど厳しい目では見られませんが、短大から4年制大学への編入の際はそうはいきません。自分をしっかりアピールできる志望理由書が書けなければ不合格となってしまうのです。論理的に「自分が大学を志望する理由と、適正」を英語で書く必要があります。短大の時のように文法のミスなどは認められません。もし、自分の力で書くことに自信がなければプロの力を借りることも出来ます。学校選びとあわせて、自分だけで難しいところは、専門家のサポートも参考にしましょう。

家を素人の自分が建てるのか、専門家の大工さんに建ててもらうのか?判断としてはこういう判断になります。