映画は最高の教科書(発音編)

私が発音オタクになるまで

誰もが、英語に興味を持つきっかけがあると思います。海外映画やドラマが好き、洋楽が好き、などがよくあるきっかけかもしれませんね。^^私の場合も映画です。一番最初に英語(というより外国)に興味を感じるきっかけを作ってくれたのが、子供の頃に観たグーニーズという映画です。この映画、アラフォー世代なら、一度は見たことがあると思います。当時、夏休みや冬休みの時期になると、テレビの洋楽劇場でよく放映されていました。

その映画のストーリーや各キャラクーも大好きなのですが、幼い私に衝撃を与えたのはそれられではなく、シンディー・ローパーが歌うテーマ曲でした。そして、彼女が映画の中で歌手として5秒くらい出演しているんですね。その5秒が私の人生の方向性を決めたと言っても過言ではありません。笑 シンディーを見た瞬間、「なんなの!!??この人!!??こんな・・・ブッ飛んでる歌手・・・日本で見たことがない。この人が暮らす国って、どんな国だろう・・・?」

人が何かに興味を抱くきっかけって、面白いものですよね。当時は英会話を習いに行く、という発想がありませんでしたが、外国には興味が出たので、中学生になって英語を勉強するのを楽しみにしている子供でした。^^

運命の出会い

小学校、3、4年生だったと思います。私はシンディー・ローパーによる衝撃と、あの人は誰?という疑問を持ちながら、秘かにアメリカという国に興味を惹かれていきました。インターネット、YOUTubeのない時代なので、子供の私には誰が歌っているのか、曲のタイトルは何か、知る由もありません。

英語好き、洋楽好きの中学生になったある日、いつも行くCDショップの洋楽コーナーで、何気なくジャケット買いしたCDの中に、私がずっと求めていた、そのグーニーズの曲が入っていたのです!!

当時すごく興奮したのを覚えています。歌詞の意味は、和訳を読むのではなく、英語を英語で理解したかったので、歌詞カードを広げて勉強しました。当時感じたことは、学校の英語は、実際に使われている英語とは全然違うもの、発音もスペル通りに発音されていないこと、などなど、貴重な発見が沢山ありましたね。^^

自分の発音を客観的に知る

この頃から、「英語の歌をかっこよく歌いたい!そのためには発音を良くしなければ!」と、日々、学校の先生に言われたわけでもないのに、自分の発音を向上するためのトレーニングが始まりました。これが、今のサポート講師としての仕事に大いに役立つとは想像もしていませんでしたが!!^^

塩原先生もおっしゃっていますが、英会話の学習、TOEICの学習、他の何をするでも、現在地を知る、つまり自分の今のレベルを知ることは、その後の目標設定、課題をこなす為に非常に重要です。

私は、発音を良くするためには、今の自分の発音を客観的に知る必要があると思ったので、当時、カセットテープに録音するのが主流だったころ、勇気を出して、自分の英語の発音を録音していました。自分の声を聴くだけでも、すごくドキドキした思い出があります。ましてや、自分の下手な英語の発音・・・ ダブルパンチで穴があったら入りたいくらい恥ずかしかったです。

インプットも大切。映画を観よう!

スマホ留学生は、英語をサポート講師(他人)に聞いてもらっているので、私より勇気がある行動だな、と思います。^^ しかし、この恥ずかしさは、回数を重ねるごとに慣れてきますね。私は発音を録音して、自分の発音を客観的に知る、それと並行してやっていたことは、映画を観てネイティブの発音を研究することでした。

私の発音は、どこがどうネイティブと違うのか?というのを比べることで、自分自身の発音の欠点に気が付くようになりました。まさに、一人アウトプット、フィードバックをしていたのです。結構なオタクですよね。^^;

スマホ留学生は、私の様に、こんなに突き詰めて発音を「研究」する必要はないです。笑 なぜなら、サポート講師が的確にアドバイスをしてくれるからです。ただ、映画を見る前にちょっとやって頂きたいことがあります。それは、ボイスに録音している自分の発音を聞いて、「自分の発音とネイティブの発音は、どこがどうちがうだろう?」と、意識しながら見るだけでも、見終わった後、発音で気が付くことがあります。

是非、沢山の発見して頂きたいので、映画をインプット材料として活用してくださいね。その発見を音読の練習の時に生かして頂くと、さらに楽しく発音の練習ができますよ♪^^ 次回のブログで、映画を見た時、具体的にどんな事に注意しながら見れば発音の上達につながるのか書きますね♪