【海外生活】サハラ砂漠のラクダ使いに「写ルンです」を渡したら死にかけた話

サハラ砂漠

いつもは『スマホ留学』を選んで良かったことや、スマホ留学生が実践している「勉強法」等をブログで紹介していますが、今回はリアルな海外生活をレポートしたいと思います。舞台はアフリカ、モロッコのサハラ砂漠です。

で、いきなりですが「サハラ砂漠の絶景写真」って、日本人からしたらとても「距離」を感じるというか、あまりにも別世界であるため、なかなかリアルに感じられない(写真で見てもスルーしてしまう)ような気がします。

そんな “距離” のあるサハラ砂漠の絶景写真を見飽きたであろう人に魅力を伝えるべく、今回、考えたのが「写ルンです」。写ルンですを現地のラクダ使いに渡して、自由に撮影をしてもらおうと作戦を立てました。

インスタントカメラの、いわゆる “フツーの画質” (言い方を変えれば、味のある画質)の方が、日本人には伝わる……ような気がする。さらに、撮影者がベテランのラクダ使い(写ルンです初体験)というのは、かなりいいアイデアかも。ウケるかも!

──と思ったのですが、結果的に死にかけたので、詳しく報告したいと思います。

「写ルンです」をラクダ使いに渡す……

ラクダ使いに渡したのは、日本国内で約700円で購入できる「写ルンですエース」というカメラ。「エース」という名前で期待してしまうと、完成後のクオリティにショックを受けるかもしれません……! 今回は先述したとおり、そんなクオリティも想定内。旅行パンフレット的な絶景写真を求めているのではなく、リアルなサハラの日常写真を撮ってもらいたいわけです。

で、ベテランのラクダ使いにカメラの使い方を説明すると、彼はすぐにスイッチが入ったというか「ちょっと本気を出していいですか?」みたいな感じで、上着を脱いでカメラマンに変身。そんなこんなで、翌日カメラを返してもらう約束をして、彼はそのまま家族が待つ家に帰って行きました。

よし。あとは景色・家族・友人などなど、彼がいつもの目線で自由にシャッターを切るだけでOK……期待値は高まるばかりです。しかし

翌日

翌日、砂漠から戻ってきたラクダ使いは、カメラを……カメラを持っていませんでした。ってマジかよ。たぶん砂漠のどこかで落としたとのことですが、「砂漠のどこか」って、いくら何でも難易度高すぎるだろ。サハラ砂漠はアメリカ大陸と同じサイズです。写ルンですは手のひらサイズです……。

その後、ドラゴンボールを探すように砂漠を歩き続けましたが……カメラは見つかりませんでした。ていうか、昼間に砂漠を30分も歩くと死にそうになるので、けっこう早めにカメラを探すのを諦めました。また次の機会に新しい「写ルンです」を持参しようと思います。

※倒れているのは私です。

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