手軽にできるインプットを増やそう!

よくあるご質問

本日は、ここ最近、似たようなご質問を頂いたのでその事について書きたいと思います。下記の様なご質問でした。(個人を特定できないよう、若干変更しています。)

英借文を作る際に単語が分かったとしても、どこに入れるべきなのかその単語に in   なのか、または違う単語なのか前に入れるのか後ろなのかがわからないんですが、文法を学ぶべきですか?

このご質問はまず、①英借文のやり方が分からない。②前置詞が分からない。③文法が分からない!という、英語学習者が陥るもっとも共通する悩みだと思います。

特に①と②を解決するために、実際に私が学習したやり方で効果があったものをご紹介します。^^

始めに③の文法についてです。文法については様々な講師が、「会話をする為に、文法は大事だ!」と訴える方がいたり、「いや、日本人は文法ばかり勉強してきたから会話ができない。文法はもう勉強しなくていい!」と提唱する方もいたりしますね。結局、どっち!!??と思いますが・・・答えは、スマホ留学の動画の中です。

つまり、ある程度は絶対に必要です。塩原先生も、ここは文法をしっかり理解してもらわないとこまる!っという場合は、丁寧に説明されています。基本的な語順や時制などを理解しないと文を組み立てられないので、自分の伝えたい事が言えない、相手の言いたいことが理解できない、そうするとコミュニケーションが取れません。

もし塩原先生の文法の説明でも難しく感じ、下記の事がよく理解できていないのであれば、簡単な中学校英語用の文法書をサッとやり直して頂くことをお勧めします。

① be動詞、一般動詞の見分け、使い方がよく分からない。

② 動詞に s   が付くルールが分からない。

③ 三人称単数が分からない。

④ 動詞の過去形、過去分詞形がわからない。

⑤ いつ、do になるのか、does になるのか分からない。

上記は、中学1年生で習う基本中の基本です。もし、これらが理解されていないとスマホ留学の授業も難しく感じてしまうと思うので、塩原先生がお勧めしている http://amzn.to/2wCVI6F に目を通しておくといいでしょう。^^

英語の本を読みましょう!

海外で発行された、ペーパーバックを読んでください!、とは言いません。私がお勧めするのは、ラダーシリーズです。http://www.ibcpub.co.jp/ladder/  amazon でも、購入できますし、book-off などでも購入できます。中、上級者であっても、私はレベル1から読み始めることをお勧めします。本の最後に、日本語での注釈もあるので、初めて英語の本を読む方でも、肩肘張らずに読めますよ!^^

レベル1の本で使われている単語は、TOEIC 300~400点の初級者レベル用の単語のみで構成されていますが、本の内容は多岐にわたるので飽きずに多読ができると思います。なぜ、会話力を上げるのに読書が大切なのか?それは、簡単な単語で色々なことを伝えられる運用力を上げて頂きたいのと、前置詞の使い方を理解して頂きたいからです。

ラダーシリーズの一番簡単なレベル1を読むと、こんな簡単な単語で、ここまでの事を伝えることができるんだ!本当に中学校レベルの単語だけで十分なんだな、という事が実感できると思います。簡単な単語の使いまわしなので、「これだったら、自分にもできる!」と一度は「英語は難しい!」と諦めてしまった方でも、自信を取り戻せるはずです!

前置詞のマスターする方法

お問い合わせがあった質問に話を戻しますと、”その単語に in   なのか、または違う単語なのか”、これは、何度も何度も何度も in  が使われているフレーズを目にすることで、自然に定着していく、これが一番簡単で一番自然で最短の道です。^^  何度も in に遭遇するために、読書が有効的です。この時、「この本では、in  に注意して読むぞ!」とターゲットにする前置詞を決めて読むとさらに効果的です。

前置詞のイメージを教えてください、と聞かれることも多いです。例えば、in  は、「面の中、空間の中」というイメージです。in  my car,  in the box, など、物理的な表現は簡単に理解できると思いますが、この基本イメージから派生して抽象的な単語に様々に使われています。

そうなると、なぜこれは in ? for? at??? となりがちです。普段から多読して、前置詞の遭遇が多いと、この場合は、in。理由はよく分からないけど、こんな風に使われていた事見たことあるから、と捉えられると前置詞に対してストレスが軽減します。重要なことは、相手に伝わるかです。何故、ここでは in を使うのか、と言う論理的根拠は会話には必要ありません。I was born in 1980.  1980年に生まれた、が伝わればいいのです。^^

英語の読書は特別ではないです!

私が一番伝えたいのは、英語の読書を特別にしないことです。読書は読書。日本語でも読むし、英語でも読む、という軽い気持ちでラダーシリーズから始めてください。「英語学習のための、特別な事」とするのではなく、 ただ言語を選んでいるだけで、本を読む行為自体は変わりません。

是非、英語で読むことも習慣にしてください。そして、「この表現、絶対に会話で使ってみるぞ!」と意識しながら読むと、そのフレーズを使う場面をイメージしやすいので、さらに効果的に楽しく読書ができます。これは、日本語での読書では味わえないワクワク感です。^^ インプットが増えれば、自然にアウトプットしたくなります。英借文、英作文を作るのでさえ、簡単にできるようになります。そうなると、会話でも使いたい!と思うようになる事、保証します!^^